予防に優る治療なし②

前回の続きですが、間隔があいてしまいました。

みなさまGWは満喫されましたでしょうか?
当院は3連休も午前中の診察をしていましたが、例年にくらべて体調不良での来院が多かったように感じます。

急な気候変化で体調が安定しないのは人間も動物も同じですね。。

さて、前のブログで、

予防というのは「しなくても罹らないかもしれない病気」
『もっと確率を下げる』ために行うのものだとお伝えしました。

その確率について、大きいと思うか小さいと思うかのギャップ
「予防をしよう」と思うか、「別にしなくて良い」と思うかの差ですよ〜
というお話でした。

私たち獣医師は、たくさんの病気の動物を診ますので
世間一般に“あまり聞かない”病気でも、“良く出会う”病気であったりします。
なので予防を勧めています。

病気になって初めて、
「まさかウチの子に罹ると思っていなかった」
「やっぱり予防しておけばよかった」
と言われる飼主さまもみていますので、そういった後悔をしてほしくなくて予防を勧めます。

予防をしないメリットは、『何も起こらなければ経済的』なこと。それは事実です。
デメリットは、
『病気になったときのリスクがより大きくなること』
治療のための薬や手術も、弱った動物には負担になる事があります。

予防は治療に優るといわれる所以ですね(^^)

起こってもいない事を想像して心配するのは簡単ではありませんが、
「その予防って必要かな?」と感じる時には一度考えてみましょう。

想像が追いつかない時にはかかりつけの先生に病気について聞いてみて下さいね。

ただし心配し過ぎは禁物です。
不安が伝わると動物も不安にしりますし、愛する動物との生活が楽しくなくなってしまいますよね。

分かっているけど心配がおさまらない。という時には是非当院にご相談くださいね☆

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