予防接種
猫の予防接種
猫の予防接種のご案内
おうちにネコちゃんを迎えたら、まずは動物病院に行って検診を受けましょう。専門の獣医師と予防接種の時期や現在の健康状態をよく相談しながら予防接種のスケジュールを確認してください。生後1歳までは、2~3回、そのあとは、一年に一度の予防接種が基本です。生後すぐの子猫の場合は、母猫の初乳を飲んだかどうかで、予防接種の回数が変わりますので、獣医師に相談してみてください。
【ワクチン接種の種類】 猫に行うワクチン接種には、その組み合わせによって、いくつかの種類があります。 3種混合ワクチン・・・猫ウイルス性鼻気管炎・猫カリシウイルス感染症(猫風邪)・猫汎白血球減少症 4種混合ワクチン・・・上記に加えて猫白血病ウイルス感染症 5種混合ワクチン・・・上記に加えて猫クラミジア感染症 完全室内飼育で猫を飼っている場合でも、空気・飛沫および接触感染するので3種混合ワクチンは必須です。外出の機会がある猫には「猫白血病ウイルス感染症」を加えた4種混合ワクチンを接種することをおすすめしています。 予防接種にかかる費用は●●円〜●●円ほどです。
【フィラリア予防】 フィラリアという寄生虫は主に犬に感染する病気として知られていますが、実は猫にも感染します。 フィラリアは、犬の心臓と肺動脈にいる成虫から生まれたミクロフィラリア(フィラリアの子ども)が、血流にのって体中のいたるところへ運ばれます。そして蚊やブヨといった吸血昆虫が犬の血を吸い、次に猫の血を吸うことで猫も感染するのです。 蚊の多い4月下旬~11月中旬がフィラリアの主な活動期間となりますが、フィラリアによっては冬でも生きているので年中を通して油断は禁物です。 フィラリア予防薬はレボリューションという薬を使います。 この薬はノミの駆除にも効果があり、月に1回計6か月間投与します。 フィラリア の予防接種にかかる費用は●●円〜●●円ほどです。